Google にサイトマップを送信する必要はある?
Search Console には、メニューに「インデックス>サイトマップ」という項目があります。
Google に XML形式のサイトマップを送信すると、Google のクロールが確実になるというものです。
クロールが確実になることは、SEO対策で重要な要素になりますので、必ず送信しなければ!と思われるかもしれませんが、実は必須というわけでもないのです。
では、どういった場合に、サイトマップを送信すべきなのでしょうか?
- 更新周期が数週間に1回程度よりもおろそか。
- グローバルナビゲーション上にデフォルトで非表示状態のサブメニューがあり、グローバルナビゲーション以外からはそのサブメニュー配下のページにはリンクしていない。
- URLが正規化されていない(パラメータの値による重複コンテンツなどが残ったまま)ページが多数ある。
- ページ数が数千ページ存在している。
以上が代表的なケースなのですが、現実的には、Search Console の「インデックス>カバレッジ」をまずは見て、実数よりもかなり少ないようであれば、サイトマップを作成して送信することを検討する程度で問題はありません。
XMLサイトマップを一度作ってしまうと、更新も必要ですし、運用の手間が増えるだけで効果がない、むしろページ増加に同期できなければ、足を引っ張ってしまうこともあります。
面倒だな。と思われる方は、上記に該当しなければ送信しなくてもそんなに問題は発生しません。
サイトマップを作成する手間と時間をかける前に、むしろ、コンテンツを増やす方を優先されることをお勧めします。