Search Console カバレッジで削除したページがいつまでも除外に分類されている

Search Console カバレッジレポートでは、実際の Webページが Google に間違いなく認識されているかを見るためのものですので、”エラー” や “除外” に数字が入っているとドキッとしますね。
Webサイトですでに削除したはずのページが、いつまでもクロール対象になっていたり、リダイレクトがないはずのページが、リダイレクトがあると認識されている・・・。など、不思議な状態をよく見かけるのではないでしょうか。

これは、Google のクローラーの性質として、一度インデックスに登録されると、そのページが存在しなかったとしても、一時的ではないかと、何度も後日確認しに来るために起こります。この確認中の際は、以前の確定したステータスは変更されません。
つまり、ページが無くなっているが未だに “除外” にカウントされていたり、過去に URL の変更などでリダイレクトが入る、あるいは、CMS などで動的な URL が一度拾われており、その後 静的な URL も拾われていたなどの状況で “除外” にカウントされていることがあります。

多くの場合、放置しておくと 6ヶ月程度で解消しますが、早めに対処したい場合(リダイレクトがあるページに分類されている、現存するページがあるなど)は、正しい現状と、過去の情報の削除(今存在しないURLをクロール対象外とする)を盛り込んだサイトマップの送信を行いましょう。