BtoB企業サイトにおけるスマートフォンの重要性をうかがい知る

BtoB ビジネスを行う企業がWebサイトを持つ理由は、「世の中の風潮」という原始的なものから「電子商取引」のような複雑なものまで、様々あるでしょう。
探す側も、「時間つぶし」から「仕入先、外注先の検討」など、様々です。

私の場合、お客様のいる個別案件と関連のない、社内業務に関係するサービスなどを探す時間として、顧客などへの訪問の移動時間を利用しています。
一昔前はノート PC でしたが、現在はスマホです。このような方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

このとき、良いサービスを見つけた際にどうするかと言えば、私の場合は、メールアプリを開いて(特にサービス詳細や問合せフォームの)URL をコピペし、自分宛(自分のビジネスメールアドレス宛)にメールを送っておきます。
もっとイケてる人だと、何か違う方法でやっているんでしょうね(笑)

そして、会社に戻ったら、そこから URL をクリックして問合せをしています。
このようなことをした場合、Google Analytics の参照元には、こんな様なデータが記録されます。

 

Google Analytics 参照元 Webメーラー

Google Analytics 参照元 / メディア レポート画面より抜粋

 

赤枠の部分は、Webメーラーからのアクセスです。メールマガジンを配信したわけでも無いのにぽつぽつと見られることがありますが、理由の一つは今回のコラムの内容の通りです。

私は業務上いくつかの企業のアクセス解析データを見ていますが、スマートフォン対策を行っている企業は、気になる程度にこのようなメーラーからのアクセスがあったりします。
もちろん、スマートフォン対策が十分でなければ、メーラーからのアクセスはほとんどないため、こうしたクロスデバイスのアクセス行動はわからないままであったりします。

機を伺う先行指標にはならない数値ではありますが、こうしたことも結構あると知っておいて損は無いでしょう。