アクセス解析結果を改善に繋げる 3つの視点

アクセス解析をしていてる身として、結局皆さん知りたいのは、分析結果では無くて、”どうすりゃいいのよ?” という話なんですよね。
アクセス解析は、あくまでも目的に対するひとつの手段です。アクセス解析によって得られたもの(主に課題)を、Webサイトに反映していくことなくして、Webサイトのプレゼンスは高まりません。

アクセス解析で簡単に見つかる課題は『何かこのページ、離脱率高いな。』のようなものです。で、どう改善するかが難しい気がしますが、専門的なことを抜きにして、以下の様な感覚を持ってページを観察することをおすすめします。

読みやすくない

背景色と文字のコントラストがない。文字が小さい。文字の行間が狭い。文章の1行の横幅が広すぎる。など、読むのが疲れるような気がするのであれば、調整すべきです。

写真や図が無意味

一瞬で何の写真かわからない。写真がページのテーマと関係性がない。写真が合っても無くても気にならない。など、写真や図解は、そもそも文字の代わりに簡単に理解してもらうためのものです。その機能を果たしていないのであれば変えるべきです。

クリックできるところがわからない

リンクが載っているテキストを見ても、何のページなのか分からない。ボタンがクリックできるような形状をしていない。リンクと通常の文章があまり見分けが付かない。など、リンクはリンクとして分かる物でなければなりません。

 

専門的には色々ありますが、難しく考えるよりは、まずやってみた方がいいです。上記のような視点で考えれば、簡単に改善策を試行できると思います。