新型コロナウィルスの世界的流行により Webサイトのプレゼンスが高まった?
日本国内において、もし、本当に現在の緊急事態宣言期間で新型コロナウィルスが収束に向かい、平時の経済活動状態に戻ったとしても、この傾向はしばらく続くと思われています。
もちろん当社でも、お問い合わせをいただいたお客様との商談が、メールと Web会議で行われるような事例も出てきています。
当社が知り得る限り(当社自身以外も含めて)の BtoB ビジネスサイトのアクセス解析の結果について、新型コロナウィルス発生前と日本における緊急事態宣言前後の数値を比べ、共通的な傾向として以下の様なことがありました。
- サイトの滞在時間がやや増加。
- 平均ページビュー数や訪問頻度についてはそれほど変化無し。
- 新規訪問者数は増加。
- コラムや FAQ のような枝葉なコンテンツの訪問者数が増加。(細かい捜し物の検索が増えている?)
- 直帰率が悪化。(主に読み物コンテンツや1枚物のランディングページの訪問者数が増えた事が原因。)
- 英語版など日本語以外のコンテンツの訪問者数が増加。
- 業者からの営業メールが増加。
- 有効な問合せ数はあまり増減は無いが、それまでの客層とちょっと違うところからの問合せが増加。
- 平時に後回しになりがちな業務に関するサービス・商品の問合せや見積依頼が増加。
問合せの実態など、アクセス解析以外のヒアリングによるものもありますが、以上のようなことがあるようです。
要するに、テレワークになり、個々のつながりが弱くなり、主担当で無い業務から開放されたことにより、主担当業務の調べ物を広くしたり、後回しにしていたことに着手したりなどの変化が起きている可能性がうかがい知れます。
問合せフォームのところに、「Webミーティング希望」などの項目を足すとかしても面白いかもしれませんね。