Analytics 参照元レポートをより使いやすく、きれいに切り分ける

Google Analytics の「集客」レポート群は、どこから訪問者が来ているのかは、日々気になる情報です。
この集客レポートによく登場する、”チャネル” 皆さん、実際何種類あるかご存じでしょうか?

このチャネルは、正確には “チャネルグループ” と呼び、実は、自由に編集、追加、削除ができます。
何もカスタマイズしていないと、以下のデフォルトチャネルグループが設定されています。

  • ディスプレイ
  • 有料検索
  • 他の広告
  • オーガニック検索
  • ソーシャルネットワーク
  • 参照元サイト
  • メールノーリファラー

 

正解は、以上の 8 種類でした。ほとんどの方は、これらに何も違和感を覚えず、広告については、campaign をカスタムして使っているかもしれませんが、本来は、このチャネルグループからしっかりと切り分けを図るべきです。
特に「他の広告」は、切り分け甲斐があるでしょう。
例えば、アフィリエイトだけを分けて集計するというようなことをしたい場合に、campaign からではレポートを取得する際に、結構面倒なグルーピングが必要になったりするケースがあります。
他にも、社内の複数のサイト、グループ会社のサイトからの訪問は、定義としてただの参照元サイトからは分離しておきたいことなどもあるかもしれません。
さらに、検索連動型広告において、ブランド有料検索と一般有料検索を分けるということも、ここでできます。

Analytics Channel Grooup Dialog

この設定は、「コンバージョン>アシストコンバージョン」で「プライマリディメンション」に並ぶ、「チャネルグループ>MCF チャネル グループ テンプレートをコピー」から行えます。
「他の広告」からアフィリエイト広告を切り分けたい場合、上から優先順位が振られているので、「他の広告」の設定を変えず、単にアフィリエイト広告を分類できるルールを設定するだけです。

チャネルグループを編集して保存すると、作成したチャネルグループを、集客チャネルレポートや、アシストコンバージョンレポートなどのプライマリディメンションとして使用することができます。

Analytics 集客チャネルレポートのデフォルト

上図は、何もしていない場合の、集客チャネルレポート

Analytics 集客チャネルレポートのカスタム

作成したチャネルグループをプライマリに設定できます。日本語になりましたね。

 

整理整頓は、作業効率向上の基本です。一度見直してみましょう。