Search Console 「ウェブに関する主な指標」レポートが検索順位に直結する

Google は、2020年5月29日に「ページの表示速度」「ユーザー操作への反応性」「視覚要素の安定性」（Google は、これらを総じて “Core Web Vitals（コア・ウェブ・バイタル）” と呼んでいます。）を検索順位決定要因に組み込むと発表しました。
これ以前から、Google はずっと提唱していたことを、ついに正式に発表した形です。

この 3 要素に対応する計測指標として、「LCP（Largest Contentful Paint）」「FID（First Input Delay）」「CLS（Cumulative Layout Shift）」が定義されています。
それぞれの指標の具体的な意味は以下の通りです。

LCP

ユーザーが URL をリクエストしてから、コンテンツ要素がレンダリングされるまでの時間。2.5秒以内が Good。

FID

ページが操作可能になるまで（タップやクリックしてからその結果を反映するまで）の時間。100 ミリ秒未満が Good。

CLS

読み込み時にページレイアウトがどれだけ変わるか（移動するか）を変化量として示したもの。変化量を相対値としてスコア化し、0～1 の範囲で示す。0 は移動なし。0.1 未満が Good。

これら数字を簡単に見るには、Search Console の「ウェブに関する主な指標」レポートを参照するといいでしょう。