集客のアイデアとして、自分のサイトを本当の意味で客観視するべし

「客観的に見て」この言葉は、よく言いますし、聞きますが、実際本当のところ凄く難しいです。客観的と言われると、何となく主観を除いた意見みたいなイメージで、単純に意見がぼんやりしてしまうだけになりがちです。

「だから、アクセス解析!数字は客観だ!」というのは一理ありますが、これもバイアスが掛かっているので、客観的かと言われると実は微妙です。集客や移動は、サイト運営者によってコントロールされているわけですし。

そこで、2 つの客観的に Webサイトを見る方法論について提案します。当然ですが、『Google のツールや機能を使って』です。

Google 広告のキーワードプランナー

Google広告 キーワードプランナー イメージ

Google広告 キーワードプランナーでサイトからキーワードを提示してもらえる

Google 広告には、キーワードを提案してくれるキーワードプランナーという機能があります。何かしらのワードを入力して、それに関連するキーワード候補を挙げてくれるという機能と、もう一つ、上図のように、サイトを指定してキーワード候補を挙げてくれるという機能があります。
このキーワードプランナー「ウェブサイトから開始」を使えば、あなたのサイトが、Google の莫大な利用者データを背景として、どんなキーワードに親和性があるのかを知ることができるというわけです。どうですか?客観的ですよね。

Search Console の検索パフォーマンスデータ

このコラムではおなじみ。実際に Google 検索結果にあなたのサイト表示されたキーワードのリストですから、上述キーワードプランナーと同じく、あなたのサイトがどんなニーズ(検索)がある言葉に合致したコンテンツなのかを客観的に知ることができます。

もちろん、Google 広告のキーワードプランナーの方法がより客観的と考えられますが、いずれにせよ、これら方法で得られた言葉が、あなたが狙っているものと合致しているのかを確かめ、それがずれているならば、そもそもコンテンツの表現、コンテンツを伸ばしている方向性が間違っていると言えます。
ターゲティングがずれてしまっていないかを、あなたの理論や数字を超えて知る方法として、是非定期的に使ってみることをお勧めします。