PageSpeed Insights のスコア改善を考える際の最初の一歩を間違えるな!
PageSpeed Insights を利用する際に、多くの方はまずトップページの URL を入力すると思いますが、ちょっと待ってください。そのトップページの分析結果は確かに有益なフィードバックを得ることができますが、埋もれて気づかなくなってしまうことがあるかもしれません。
その、埋もれて気づかなくなってしまうこととは何かというと、サーバやベースになるアプリケーション(例えば WordPress とか)そのものの課題です。
PageSpeed Insights をざっくり言うと、『ページ読み込みスピードが速い=得点が高い』ということですので、こうした Webサイトのインフラ自体もしっかりと見る必要があります。
では、どのようにして行うかというと、最低限の HTML を記述した、出力が真っ白、あるいは、”Hello World!” 的なページを用意し、CMS を使っているならば、その CMS に組み込んで作成しましょう。そして、用意したページを PageSpeed Insights に掛ければ、ほぼ純粋なインフラのパフォーマンスを知ることができます。
CMS は、案外表示スピードのボトルネックになるのですが、単純にトップページなどを評価しても、CMS が大きく絡んでくる下層ページの課題は気づきにくいです。是非、一度お試しあれ。