サーバ選びは SEO の観点からも重要です。

Webサイトを設置するサーバを選ぶ際、どんな視点で選んでいますか?計画しているアクセス数?想定される同接数?機能を実装するために必要なアプリがあるかどうか?費用?色々な視点があるでしょうが、システム担当者に丸投げしてたりしませんか?もし、あなたがマーケティングを担当する立場にいるのであれば、システム的な観点以外に目を向けるべきところがあります。
それは、Google が口酸っぱく述べている、ページの表示速度に関わる、サーバの応答速度です。
日本国内においては、ネットワーク環境はかなり水準が高いので、サーバの応答スピードを気にすることはあまりないのですが、安さを突き詰めすぎてしまうと、やたらと遅いなんてことがたまにあります。共用レンタルサーバで、同居しているあるサイトがリソースを圧迫して遅いとか、海外にサーバがあり、アクセスまでやたらと遠い経路を通る必要があるなどです。
他にも、PHP のバージョンが古いなど、インストールされているものに起因する問題もあります。

マーケティング担当者として気にすべきは、データセンターがどこにあるのか、主要なサーバ周りのインストールソフトのバージョンは新しい(かつ、以降も迅速なアップデートがされていく)のか、共用レンタルサーバだとしてもある程度の性能を保証できる仕組みがあるかなどは気を配るべきですし、可能であれば、そのサーバーを利用している他社のサイトを見つけて、実測を確認することができれば尚良いです。

いくら良いサイトを作っても、土台となるサーバがポンコツでは何の意味もありません。求める成果から逆算し、必要なスペックを様々な専門家に検討してもらう事が常に重要です。