離脱に着目する。

アクセス解析を行う際の主目的の一つは、Webサイト上の問題点を知ることです。
つまり、『どこで訪問者が興味を失ったか。』に他なりません。これを端的に表しているのが、離脱数・離脱率です。
資料請求完了のような意図した終着点以外の離脱が多いページには、必ず課題があります。

離脱が起こる時には、主に以下の様な訪問者の状況が推定されます。

  • 時間切れ。
  • 飽きた。
  • 訳分からなくなった。
  • 煩わしくなった。
  • 思っているモノと違った。
  • 用が済んだ。

 

ページ上の情報が過不足が無いか、必要以上に情報が提示されてしまっていないか、閲覧者のリテラシーにあった表現になっているか、必要な次の情報に分かりやすくアクセスできるか、ナビゲーションは適切なのか、知りたい情報が Webサイトの奥深くに沈んでしまっている事は無いか、広告とのギャップは無いか、など、いずれも基本中の基本ではあるのですが、これに一つの疑義が無くなるまでこだわることが、最も効率的なアクセス解析の活用法といえます。

常に、離脱の多いページに着目してみましょう。