Analytics 2つの期間を比較する際、比較期間をどうするのが良いか?
Webマーケティングの取り組みを評価する際に、結果は対目標達成率で見ますが、取り組みの評価については、前月や前年などで比較することが多いことでしょう。
『前月比で訪問者が○%増えましたが、先月は30日間で、今月は31日間ですので・・・』という話を、私は何百回したことでしょう。
そうです。1ヶ月は毎月同じ日数では無い(当たり前)のです。そして、含まれる各曜日の日数も違えば、繁閑の差!自社の広告出稿の差!世の中のトレンドの違い!・・・
どうやって比較する期間を定義すればいいんでしょうね。。。
前月比や前年同月比というのは、どちらかといえば、対目標達成率と同じで、結果を評価していることになります。取り組みの評価は、前提条件を可能な限り揃える必要があります。
『報告は結果。改善は取り組みの評価。』と分けて考えなければなりません。
- 含まれる日数
- 含まれる各曜日の日数(祝日とかも注意してください。)
- 広告宣伝出稿が同量程度(敢えて特定の広告の成果を見たいならば別ですが。)
- 世の中のトレンドが大きく異ならないできるだけ直近の期間
特に4つ目が大事ですね。今ですと、『新型コロナウィルスのせいです』とか結論づけられたりしてしまいますし。
比較は “Apple to Apple” になるデータ同士で行うようにしましょう。