Webサイトを立ち上げる、リニューアルする前に考えておくべき 1つの重要な事

デザインでしょうか?予算でしょうか?見積依頼の要件定義でしょうか?はたまた、外注先の選定基準でしょうか?

確かに、いずれも重要で、Webサイトの出来を左右します。

しかし、最も重要なのは、サイト立ち上げ時から掲げている目的を達成するために、Webサイトを成長させる方法です。

Webサイトを立ち上げるだけで終わってしまう企業も正直少なくありません。ですが、生まれた Webサイトがいきなり目標を達成できる確率は高くありません。いや、実際あり得ないと言っていいでしょう。
Webサイト自体が勝手にお客様を呼んでくれるわけではありませんし、広告を出したとしても来訪者が必ずお客様になってくれるわけでもありません。

『あなたの Webサイトに来ることで、有益で正しい情報やモノが手に入る』と思ってもらえるようになってはじめて、Webサイトからの具体的な成果が期待できるようになります。

では何をすればいいかと言えば、大きく言うと 2つあります。『え?タイトルでは、1つって言ったよね!』と仰られるでしょうが、Web戦略レベルでは、以下に挙げる内の 2つ目の話だけですので、ぐっとこらえてお読みください。

まず、1つ目は、御社の製品・サービスが比較的わかりやすい(マーケティングとしては、4P や 5P などで分類される要素に)優位性を持っていることです。これが前提としてあれば、広告に頼り切りでも成果を期待できます。

ただ、BtoB 企業において、上記を満たすのは、なかなか簡単では無いですし、そもそもそれは、Web戦略の範疇よりも、もっと上位の戦略です。

では、現実的にどう考えるべきかと言えば、Webサイトを作る(リニューアル)する前に、まずは、毎週~毎日頻度で更新追加していくことができるコンテンツを発見しておくことです。
この Webサイトの情報は日々変わると感じられなければ、訪問者は一度だけしか訪れず、訪問のタイミングが悪ければ(ニーズはないけど単に調べただけ、ニーズはあったが満たしてくれそうな情報が無かっただけなど)、二度と来てもらえません。
BtoB ビジネスであった場合は、ざっくりとですが以下の様なコンテンツが定番です。

  • 製品・サービスの自社レビュー
  • 製品・サービスの実況(実際使っている様子)報告
  • 自社の活動に関連したコラム
  • 広報的な対外活動報告
  • 業界動向
  • 事例実績

 

コンテンツの更新追加をやり抜くアイデアと体制を立ち上げ前に決めておくことが何よりも重要です。