facebook をやっているなら、Analytics で除外しておくべきパラメータ

アクセス解析を行う上で重要な事は、データを正しく集計し、重複を無くし、異常値を排除することです。そこで問題になるのが、パラメータです。
不要なパラメータをケアしないと、「行動」関連のレポートで最も困ることになります。

GoogleAnalytics ページ別レポートにパラメータ別に同じファイルがいくつもある。

Google Analytics ページ別データ。赤枠部は全て同じページだが、微妙に違う長いパラメータが付いている。

上図は、”fbclid” というパラメータの値が色々違うので、同じページなのにデータが分かれてしまっています。”fbclid” は、facebook のアンカーに個人識別ID(のようなもの)として付加されるものです。
ですので、facebook から webサイトに人が来る度に、どんどん別のデータが増えていってしまいます。尚、ページ別は最大 25,000レコード(ページ)しか見ることができませんので、ここをケアしないと、レポートの完全なデータを見ることができないなど、大きな問題になります。

“fbclid” に限らず、勝手に個人識別用のパラメータが付与されてしまう媒体は少なくありません。そのパラメータをトラッキングすべきなのか、そうでないのかを検索して調べるなどし、トラッキングすべきでないパラメータは、除外パラメータとしてビュー設定にしっかりと登録しましょう。

除外の仕方については「無用なパラメータは Google Analytics で必ず除外すること。」のコラムも参考にしてください。