Google Analytics を見ても何をしていいのやらと思っている方へ
Google Analytics をはじめとしたアクセス解析ツールは、状況を数値化して得ることができるので、課題を発見する上で感覚的な差異が起きにくい、Web サイトの物差しとして欠くことができません。
ただし、その数字から発見される課題そのもの、あるいは、改善方向性については、見る人の経験や知識によって精度が大きく変わってきますし、時には、全く的外れなことをしてしまうリスクがあります。
いくら Web理論を読みあさったとしても、数字を構成しているのは、それぞれ個性、思考がある人間であるので、常に正しく数字を読み解き、最適な改善策を講じられるとは言い切れません。
つまり、どんなプロでも多少の試行錯誤が必要になります。
この思考錯誤に対して、ある一定程度の方向付けをしてくれるのが、Google の Search Console、Mobile-Friendly Test、PageSpeed Insights などのツール群です。
極端な話、Google Analytics がなくても、Search Console、Mobile-Friendly Test、PageSpeed Insights さえあれば、Web サイトの改善を進めることは可能です。
Google が言っていることが全て正しいわけではありませんが、少なくとも彼らは、我々の誰よりも Webサイトのことを知っています。(山ほどデータありますし、世界トップの頭脳集団ですし。)
Google Analytics で数字を見て頭をひねるよりも前に、Search Console、Mobile-Friendly Test、PageSpeed Insights で示唆される課題を素直に対処して、その結果がどうであるかという視点で、Google Analytics で確認するという手順でやってみると、Web サイトの改善は思ったより進むことが多いです。
これらを統合してレポートを作成できる Access Reporter™ も是非使ってみてください!