アクセス解析では時間軸を常に意識しよう

アクセス解析において重要な視点は、時間軸です。Webサイトを閲覧する方々は、常に一定のリズムで不変の心境と情報量を持っているわけではなく、合理的な行動を必ず選択するわけでもありません。

全てのデータを均一に時間を掛けて見る必要は無く、手早く、効果的な力点を探すことができるかどうかが、アクセス解析においては重要な考え方になります。アクセス解析を効率的に行う上で、時間の推移の中で変化量が大きいところをまずは見つける様にしましょう。そのためには、できるだけ視覚的に時間の推移を見られるようグラフを工夫しましょう。
多くの人は、1週間を単位とした周期的な活動リズムがありますので、前週比、前週同曜日比で大きく変化したかどうかは、最もわかりやすいデータになります。もちろん祝日や長期休暇期間、また、月末月初などのゆれも考慮が必要ですが。

週ごとにデータを集計して分散を見ることで、異常値を発見できるでしょう。異常値が見つかれば、基準となる平均値や中央値をピックアップし、それぞれを等しく 1 日、1 時間単位にブレイクダウンし、訪問件数、平均ページビュー数、平均コンバージョン率、滞在時間、訪問元、ランディングページなどを見ることで、何が成功あるいは失敗だったのかをある程度の精度で推定することが可能です。

時間軸を意識するポイントは、全部のデータを見ようとしないこと、分析や推定に 100% の精度を求めないこと、改善効率の良い単純な問題の発見を目的とすることです。