検索結果の順位とクリック率の関係

検索結果の上位を目指す理由は、当然ながら集客の重要な手段になるからです。狙ったキーワードの上位になれば、それだけ多くの見込顧客を得ることができます。
では、検索結果（オーガニック検索）の1位になった際には、どれくらいのクリック率になるのでしょうか。

残念ながら一概に○% と言うことはできません。キーワードとして入力されていない検索者の意図があったり、業種や探しているものの知名度、自社自身の知名度、検索結果に表示される文章（スニペット）など、左右する要素が多すぎるためです。
仮に、これらの要素を無視したとしてどうなのかについてを、経験則的に申し上げるとするのであれば、以下の様な事が言えます。（当社の経験に基づく見解で、一般的なものではありません。）

• 1 位は用いられる検索キーワードが長ければ長いほどクリック率は高く、クリック率が 60% を超えることも珍しくない。
• 1 位と 2 位のクリック率の差は 1.4 倍～2 倍程度になることが多く、検索キーワードが長い場合、それを遙かに超えた差になることも良くある。
• 2 位から 5 位までは、それほどクリック率に大きな差は無い。
• 6 位から 10 位までは、クリック率は、多くの場合 1 ～ 2 % 程度になる。
• 1 位は検索キーワードとスニペットが一致していないと、3 割ほどクリック率で損をする。
• 2 位から 5 位までは、検索キーワードとスニペットが一致していないと、5 割ほどクリック率で損をする。

上記は、Search Console ベースでの話ですので、11 位以降も表示した方を分母とするので、傾向は同じような感じになります。また、当然ですが、1 人が 2 クリック以上することも、全くクリックしないこともあるので、合算が 100% というわけでもありません。
ビッグデータ解析の結果とかではありませんので、あくまでも参考、話のネタ程度にされてください。