数字を見る前に、数字を作るためのデータを見よう
もし、Google Analytics のデータを見て、一喜一憂、あるいは、なかなか数字が伸びないな。とため息をつく日々を過ごされているのでしたら、一旦 Google Analytics を見るのをやめてみてはどうでしょうか。
その代わりに、Search Console、Mobile Friendly-Test、Test My Site といった、より Google の検索結果で優位になるため、Google のビッグデータを背景にしたユーザビリティ改善のためのデータを見る方に時間を使うべきです。
日々、Webサイトの課題を分析し、改善策を講じている方は当然多くいらっしゃると思いますが、上記の様な Google 謹製の課題分析ツールに、自分のサイト、あるいは、主要なページを毎日入力して結果を確認していますでしょうか。
Webサイトの改善には、分析の精度や論理的整合性などが重要ですが、さらに、スピード感も重要になってきます。Google のツールを使って課題が無いとなってはじめて、自分なりにデータを分析して仮説を立てる事に時間を使うという順序が常に合理的と言えます。
日々の数字に追われると、どうしても難しいこと(高度な改善)を考えがちになりますが、まずは手早く示された課題を解決するというシンプルな行動を心がけるようにしましょう。
そのためには、一旦昨日今日の数字から離れ、改善に集中するというメリハリが重要です。