Search Console モバイルユーザビリティ のエラーが出たり出なくなったりする

Search Console モバイルユーザビリティレポートは、Mobile-Friendly Test や PageSpeed Insights と近しいレポートで、Google が重視する Web サイトのマルチデバイス対応への適度を見るものです。
このレポートですが、結構な頻度で突然エラーが記録され、何もしていないのに消えることが多くあります。これは何故かというと、Google が分析のために Web サイトを訪れた際に、たまたま Web サイトを設置しているサーバの状況が良くなかったりすることで発生します。
サーバの状況が良くなかったことによって記録される典型的なエラーは、『テキストが小さすぎて読めません』『クリック可能な要素同士が近すぎます』『コンテンツの幅が画面の幅を超えています』というものです。
これは、CSS が読み込めなかった、あるいは、読み込みが遅延して分析後になったことで、レイアウトと文字装飾が読み込まれずに判定されてしまうエラーです。

この手のエラーが記録された際には、数日様子を見ましょう。サーバ状況が良くなかっただけであれば、多くの場合翌日にはそのエラーはなくなっていますので。