ドメインを取得する際に気をつけておくべき事、「中古ドメイン」

サイトを公開する際には、必ずドメインが必要になります。お望みのドメインが誰にも取られておらず、すっきりと短い名称のものが取得できた際には、ちょっと嬉しいですよね。
ですが、そのドメイン、取得する前にちょっとだけ確認しておきたいことがあります。それは、「中古ドメイン」であるかどうかです。
中古ドメインとは、以前に誰かが使っていたドメインで、その所有者が手放したため、取得可能になっているものです。

この中古ドメインを何故気にした方がいいかというと、かつて存在していたサイトが当然 Google に評価されていたわけですから、そのサイトがどういう評価を受けていたのか・・・ここまで言えばわかりますよね。
スパムサイトが設置されていたドメインであった場合。あなたがそのドメインにサイトを置くということは、あなたのサイトがスパムであると、開設当初からレッテルを貼られる可能性があるということです。
(逆を言えば、評価が高いサイトがあったドメインに乗ることができれば、大きなアドバンテージを得られることにもなりますが。)

この中古ドメインかどうか、そして、どんなサイトが運用されていたのかを知ることができるサービスがあります。
Wayback Machine 」というインターネットアーカイブを検索できるサイトです。 5140 億ページものアーカイブを持っているので、ここで検索してヒットしなければ、中古では無いと言っていいでしょう。
検索結果には、ページそのものが保存されていますので、怪しいサイトだったかどうかも見極められるでしょう。

また、Search Console でも確実ではありませんが、一応確認する方法があります。カバレッジレポートの除外「クロールエラー」あるいは「見つかりませんでした(404)」に知らない URL がある場合は、以前のドメイン所有者のサイトに存在していたものかもしれません。

中古ドメインだったかどうか、是非一度確認してみてください。