更新頻度は重要

新しい情報があることは、いわゆる SEO 対策で定番の一つになっていますが、具体的に更新頻度が何に影響するのかというのを、複数のサイトにおける経験に基づいて説明します。

具体的には、Search Console で確認できる「クローラーの巡回頻度(Search Console のカバレッジの更新頻度)」と「カバレッジに記録される有効ページ数」に影響があります。
どういうメカニズムかの詳細は不明ですが、更新(新しいページが追加される)頻度が毎日であるサイトと、更新頻度が週 1 回のサイトというこのくらいの差でも違いが出てきます。
毎日更新している場合は、毎日 Google のクローラーが巡回しに来ますが、週 1 更新の場合、クロール頻度は 2 日に 1 回程度になります。また、カバレッジの差は、10% 程度生じます。

もちろん、追加されているページの質、階層構造、サイトそのものの基礎的な評価により、必ずしも上記の変化量になるわけではありませんが、少なくとも、更新頻度のわずかな差が、結果として Google の評価に予想以上に影響を与えることがありえるのは確かです。
尚、更新したことは、できる限り分かりやすいところに記述する必要があり、適切なのは、Google 向けサイトマップと、トップページ(へ追加したページへのアンカーを載せる)です。

更新頻度を変更すると、早いと 1 週間以内に Google 側の変化が見て取れるので、Search Console などで確認しながら、そのサイトの適切な更新頻度を見極め、頑張ってそれに見合うように更新を行っていきましょう。