Google広告、出稿しなくても導入した方がいい。その2
「Google広告、出稿しなくても導入した方がいい。」という記事でも触れましたが、「キーワードプランナー」という機能は、無料で様々なことを推定するに足る情報を得ることができる有用なツールです。
上記のコラムでは、キーワードの検索数を知ることができると述べましたが、他にも有益なデータを得ることができます。
キーワードプランナーを使用すると、キーワードの候補を提示してもらえますが、そのリストの右側『ページ上部に掲載された』となっている赤枠部分が貴重な情報です。
この数値、左側が Google広告で検索結果の上部にでるために必要なクリック単価設定で、右側が、その中でも最上位に近い場所にでるために必要なクリック単価設定の目安を示しています。
この数値は、そのキーワードに出稿している広告主の競争度を示しているとみることができます。(※)実際に検索してみて、広告が多数見受けられるのであれば、そこには入札競争が発生しており、赤枠内程度の金額を掛けてもペイできていると推定することが可能です。
この情報を元に、単に検索が多いだけではなく、見込み客が隠れていそうなキーワードに目星を付けることができるわけですから、使わない手はないでしょう。
これが無料で得られる情報というのは、なんとも嬉しい限りですね。
※広告出稿主がほぼいないためデータが無い、あるいは、検索利用者にほぼクリックされていない(求められていない)という別の理由で金額が高騰していることもありますので、絶対ではありません。