Search Console にある 404 エラーページをどうにかしたい!
Search Console カバレッジレポートの除外にリストされるページは、何かしらマイナス影響があるのではないかと、改善方法を検討したり、対象そのものを削除し、できるだけ除外に含まれるページを 0 にしたくなるのは心の底からわかります。
過去に存在し、今は不用となり削除したページ( URL )は、カバレッジレポートの 404 エラーに記録されます。これを( Search Console から)削除したいと思いますよね。
ですが、Google の公式ヘルプには『ほとんどの 404 エラーは修正しなくても問題はありません。404 エラーはサイトのインデックス登録やランキングに影響を及ぼすことはないためです。』と書いてありますので、ぐっとこらえて見なかったことにしましょう。
ただし、ヘルプにある『404 エラーは約 1 ヶ月後にレポートから削除されます。』という記述は、必ずしも当たっていませんので、1 ヶ月経っても消えないからと行って何か対策をするのもやめましょう。とにかく、放置がベストです。
せいぜい、その 404 ページにリンクしている箇所が残っていないかだけは確認しておく必要がある程度です。
ちなみに、404 ではなく、ステータスコード 410 を返す方が、404 よりも一応有効です。ステータスコード 410 は、完全な削除を意味するものですので、404 よりも強力(あくまでも意味としてはであり、効果は疑問)です。
尚、404 エラーページの抹消のために、URL 削除ツールを使うのは最悪の手です。絶対にやってはいけません。理由としては、単純にそういう目的のツールではないことであり、同じ URL を今後使用することが面倒になるためです。
不安になったからと行って、すぐに行動を起こすと碌な事になりませんので、冷静に公式ヘルプを見るなどして対応を慎重に考えてから行動しましょう。